数か月前、食洗機を購入しました。
PanasonicのNP-TA4という機種です。
使ってみた感想をレビューしたいと思います。
商品概要
Panasonic NP-TA4の商品概要は、以下の通りです。
容量(食器点数)※1 : 40点※2
標準使用水量※3 : 約11L※3
コース : 汚れレベル3(食後数時間後や油汚れが多い食器、調理器具を洗うときに)
汚れレベル2(食後すぐ洗うときに)
汚れレベル1(食器が少ないとき)
スピーディー(つけ置き洗いや水洗い後に)
乾燥のみ : ○(30分・45分・60分から選択)
予約機能 : ○(選択したコースを4時間後にスタート)
運転音<50Hz/60Hz>※4 : 約38dB/約40dB※5
本体外形寸法 <>はドア開放時 : 約 幅550×奥行344<579>×高さ598mm
製品質量 : 約19kg
※1 収納できる食器点数は標準食器の場合です(日本電機工業会自主基準による)。
※2 日本電機工業会自主基準による。
※3 標準食器点数時
※4 日本電機工業会自主基準「食器洗い乾燥機の性能測定方法(2008年3月5日改訂)」による。
※5 日本電機工業会自主基準での測定値。
※より詳しいスペックを知りたい方は、パナソニックの公式サイトをご確認ください。
上位モデルと比較すると、エコナビやナノイーX、低温ソフトコースなどがありません。
また、扉は自動オープンではありません。
検討時に他レビューを見て、「ナノイーXがなくても臭いが気にならない」とあったので、こちらのモデルにしました。
また、扉の自動オープンは数秒押して開くのを待たないといけないので、せっかちな私には向いていないと思い、購入を見送りました。
設置
分岐水栓を取り付けて食洗機本体と自宅の水道を繋げるようになっており、賃貸住宅でも設置できるのが有難いところです。
本体とは別途、自宅の水道と合った分岐水栓を購入する必要があります。
水道のメーカーや種類によって取り付ける分岐水栓が異なるので、購入時には注意しましょう。
しかし、「分岐水栓をつけるだけ」とCMでも軽く宣伝していますが、私には簡単な取り付けではありませんでした。
確かに「だけ」ではありますが、小学生のとき工作が苦手だった私にとっては、かなり難しかったです。(笑)
また、我が家の水道は経年によって固くなっていました。
結局私の力だけではできなかったので、夫がかなりの力を入れてなんとか固くなった水道を回して設置することができました。
私のようにこうした作業が苦手な方は、設置を業者にお願いするのも手だと思います。
作業時間は1時間ぐらいかかったと思います。
スムーズにいけば、もっと早くできるかと思います。
工具はスパナとドライバーを用意して作業しました。
使い勝手(入れ方)
食器の入れ方は慣れるまで難しく感じましたが、慣れてしまえば何ともありません。
食器の向きをきちんと意識して入れられていないと、たまに軽い食器があらぬ方向を向いて、汚れが残っていたり水が残っていたりします。
とくに軽いお皿は、水圧で飛んで上向きになって水が溜まりやすいので、注意してセットする必要があります。
説明書なんて読まなくても大丈夫だろうと思っていましたが、説明書はしっかり読んだ方がいいです。(笑)
大きさ(容量)
パンフレットによると40点の食器が入れられるようですが、食器の大きさや形が様々なので、我が家ではそこまでの点数は入れられていません・・・。
しかしそれでもたくさんの食器が入るので、平日は1日分をまとめて夜に洗っています。
休日は2回まわすこともあります。
我が家は私と夫と離乳食が始まった息子しかいないので、平日は1日1回で事足ります。
もっと人数が増えれば1日1回では足りないかもしれません。
包丁やまな板も入ります。
小さめのフライパンや鍋も入ります。
食洗機対応であれば、水筒やピッチャーも入ります。
我が家では、ほぼほぼ手洗いするものがなくなりました。
(食洗機非対応の食器は手洗いしています。)
音
食洗機をまわし始めてしばらくして、排水するときに少しうるさいかなと思うくらいの音がします。
しかし、それ以外は私にとって気になるほどの音ではありません。
現在8か月になる子どもも、食洗機の近く(1~2mのところ)で普通に寝ています。
親に似て、あまり気にならない性格なのかもしれません。(笑)
汚れ落ち
きちんと食器がセットされていれば、汚れ落ちは文句ありません。
先ほども書きましたが、とくに軽い食器は水圧で飛ばされてしまうので、きちんとセットした方がいいと思います。
噴射水がよく当たる向きがあるので、食器は決まった向きでセットすることをおすすめします。
手洗いのときに気になっていた隠れ油(薄くベトベト油が残っているような気がする感じ)もスッキリ落ちてくれます。
我が家はこびりつきが多いときや油がひどいとき以外は、予洗いもほとんどしていません。
<補足>
先述のとおり、あまり予洗いしなくても綺麗に汚れが落ちますが、あまりに汚れがひどい(こびりついている)場合は、きちんと落ちていないことがあります。
ちなみに、カレーなどの汚れは事前に落とさなくても落ちやすいと思います。
卵が固まった汚れなどは落ちにくいと思います。
落ちにくい汚れは、食洗機に入れる前にスクレーパーで軽く落としてあげた方がいいと思います。
もともと手洗いのときもスポンジがすぐダメにならないようにスクレーパーを使っている方もいらっしゃると思いますが、食洗機にも必需品です。
スクレーパーは100円均一でも販売していますが、ゴムの弾力や使いやすさ(汚れの落としやすさ)、耐久性が全然違うので、できれば少し予算を上げて購入することをおすすめします。
我が家ではマーナのぺんぎんスクレーパーを使っていて、使い勝手がとてもいいので、新たに購入を考えている方にはおすすめです。
お手入れ
残菜フィルターがあるのですが、全く残菜が溜まっていません。
説明書によると、残菜フィルターは週に1回目安でお手入れすることになっています。
が、残菜が無いので全く掃除していません。
ちなみに、十数年前に実家で使用していた食洗機は残菜フィルターにすぐ残菜が溜まって煩わしかったのですが、こちらは溜まらないので楽だなと感じます。
食洗機内の臭いも今のところ全く気になりません。
総合
食洗機を購入するまで、3年ぐらい悩みました・・・。(笑)

そんなに悩むなら、「早く買ってしまえばいいのに」と思いますよね・・・。
結果、早く買えばよかったとすごく思っています。(笑)
やはりそれなりにお値段がするものなので、そこが一番ネックに感じ、購入をかなり悩みました。
しかしパンフレットによると、手洗いと比較して1/6の水量で洗えて、水道・光熱費を節約でき、1日2回毎日使えば、1年で19,100円の節約になるそうです。



パンフレットの通りだとすると、かなり節約できそうですよね。
環境にも家計にも優しくて、5年も使えば十分に食洗機本体の元が取れそうだと判断し、購入を決心しました。
近年水道料金もどんどん値上がりしていますし、もしかしたらもっと早く元が取れてしまうかもしれません。
また、時間創出されて、手荒れも少なくなりました。
洗い物が増えてもイライラしません。
箸やコップもどんどん使えちゃいます。
「あれ作りたいけど、そのためにボウル使わないといけないし、洗うの面倒だからやめとこう・・・」ということが無くなりました。(笑)
皆さんにもぜひ食洗機がある生活をおすすめしたいです。



それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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