偉そうなタイトルをつけましたが、 ほぼ見守っていただけです。(笑)
が、その効果は絶大でした!
夜の寝かしつけに悩んでいる方は、一度ねんねトレーニングを考えてみてはいかがでしょうか?
眠いのに寝れない、泣き叫ぶ息子・・・
ねんねトレーニング前は、いつも抱っこして寝つかせていました。
ミルクをあげて、おむつを替えて、室温も問題なし。
それでも寝かせようとすると泣き出す息子。
しばらく抱っこして家の中を歩き回り、寝た!と思って布団におろすと、背中スイッチ発動。
背中がついた途端に「ぎゃー!」っと泣き叫び、寝てくれませんでした。
昼間の時間帯なら、まだ心に余裕はありました。
しかし、夜に泣かれるのは昼間の何倍もストレスでした。
自分が寝られなくてツラいのはもちろん、ご近所迷惑ではないかと、気が気ではありません。
とくに息子は新生児の頃からパワーがあり、泣き声がかなり大きい方だったと思います。
このご時世、虐待の疑いで通報されてもおかしくないのではないかと、心配にもなっていました。
そんなこんなで、夜の寝かしつけにはほとほと疲れきっていました。
ねんねトレーニングをはじめたきっかけ
1か月半になる頃、実家に数日泊まる機会がありました。
「夜なかなか寝てくれなくて・・・」家族にそんな話をしたときでした。
実父が「海外じゃ別の部屋で寝かせて、泣いても置いておくらしいよ。アパートじゃできないだろうから、この機会にここでやってみたら?」と提案してくれました。
私もねんねトレーニングという言葉は知っていたし、夜な夜なネットで「赤ちゃん 寝ない」なんて検索していたので、一応知識はありました。
でも、「泣かせておくなんて可哀想・・・」と、泣くとすぐ抱き上げてあやしていました。
なんだかんだ一歩踏み出せずにいたのです。
しかし亭主関白ぎみの実父に「よし、じゃあ今日からやるぞ!」と言われ、断る理由もなく…。
いよいよねんねトレーニングをやってみることになりました。
ねんねトレーニングの方法
ねんねトレーニングにもいろいろやり方があるようですが、私が実践したねんねトレーニングのやり方は、以下の通り。
いたって簡単にできます。
(初日、もちろん息子は「うぎゃー!」と泣きわめきました。)
例えば、「うん、うん」「大丈夫」「眠いんだね」「おやすみ」といった言葉。
睡眠の妨げになると思ってそうしました。
※途中でおむつが汚れたときは交換しました。
そう、これだけです。
ポイントは部屋を暗くすること、静かにすること。
(何かあってはいけないので、ずっとそばにいましたが、その間、たまに声をかける以外はずっと静かにしていました。)
そして一番大事なのは、絶対途中で抱き上げないこと。
意志を強く持ちましょう!
もし抱き上げて眠ってしまうと、いちからやり直しです・・・。
ちなみに、真っ暗にすると怖がる子どももいるそうです。
そういう場合は常夜灯をつけておくと良いと思います。
我が子の変遷
- ねんねトレーニング1日目
この日は実家に帰るために車を使って移動し、さらにいつもの家とは違う環境に疲れたためか、30分ほど経つと眠りました。
大音量の泣き声が、小さくなっていくわけでもなく、ピタッと止みました。
え?と思って見てみると、すーすー寝息を立てて寝ていました。
- ねんねトレーニング2日目
この日も大声で泣き叫んでいました。
ちょうど1時間経ったとき、またピタッと泣き声が止み、見ると寝ていました。
- ねんねトレーニング3日目
10分ほど泣いていましたが、すぐに泣き止み、寝てくれました。
- ねんねトレーニング4日目
「ふにゃ」と少し泣いたような声を出して、眠りにつきました。
「もう一人で寝れるようになったのかな?」と驚きました。
- 5日目以降・・・
家に帰ってからも、夜暗くして静かにすると、泣くこともなく寝てくれるようになりました。
ねんねトレーニング成功です!
やってみた感想
はじめは息子の泣き叫ぶ声に、胸が張り裂けそうな思いでした。
こんなにも泣いて手足をバタバタして、抱っこを求めているのに、可哀想・・・。
でも、慣れます。(笑)
2日目には、可哀想な気持ちがありつつも、「元気に泣いているなー」と、落ち着いた気持ちもありました。
1日目で、いつか終わりがあって、泣いてもちゃんと寝てくれるって分かったからかもしれません。
注意点
私がねんねトレーニングできたのは、環境がゆるしたという点も大きいと思います。
実家は田舎の一戸建てなので、多少うるさくてもご近所迷惑にはなりません。
しかし、賃貸物件や静かな地域で夜に長く泣かせておくのは難しいかもしれません・・・。
でももし我が家のように、数日で効果が現れるとしたら、数日の我慢でその後のリターンは大きいと思います。
おわりに・・・
ねんねトレーニング、本当にやって良かったです。
寝つけのストレスから解放され、自分の時間も持てました。
そして、すっと眠ってくれるようになった息子にも、心から感謝しています。
現在3か月になる息子は昼夜を認識して、昼間は全然寝ませんが、夜はしっかり寝てくれます。
今でも夜の寝かしつけはとても楽にできています。
今なかなか寝つかせられなくて困っているお父さんお母さんは、ぜひ試してみてほしいと思います。


コメント