今日はディオールの言わずと知れた名品、ディオールアディクト リップグロウについて書きたいと思います。
そのついでに、リップグロウよりラメ感が強いシリーズ、ディオールアディクト リップグロウマックスも一緒に載せようと思います。
はじめに・・・
ほぼ全色使ったことがあるぐらい、お気に入りのリップです。
これまで使い切ったものもあわせると、何本使ってきたのか分からないくらいです。
口紅にも可愛い色はいっぱいあるけれど、「絶対これ!」に出会ったのはこれがはじめて。
新しいもの好きで飽き性でも、これだけは何年もずっと使い続けています。
これからもリピートするであろう、私にとっては無くなったら非常に困るリップです。
ディオールさんがこのブログを見ることは無いでしょうけれど、一言言わせてください・・・。(笑)

ディオールさん、きっと一生買い続けるので、これだけは無くさないでください・・・!
まあ、これだけの人気商品なら、すぐすぐ販売中止になることはないと信じていますが・・・。
(話が変わって、ずいぶん前のことですが、私が好きだったディオールスキン ラディアントベースが廃盤になったときには本当に悲しみました・・・。)
そして、いま手元にあるリップグロウ&リップグロウマックスを確認すると、合計12本ありました。
今回はこの12本について色を見ていきたいと思います。


ではまず色の前に、このリップの使い心地について書いていきます。
塗り心地
テクスチャーは夏はやわらかめで、冬は少しかために感じます。
唇に直塗りすると、体温で溶けてやわらかくなるのか、のびが良く、するする塗れます。
多少のねっとり感(粘り気)も感じます。
のびが良いからか、無くなるのが早いのが少し残念です。
潤いがあり、多少唇が荒れているときでも直塗りできます。
私は調子が悪いときには口紅はもちろん、通常のリップクリームでさえ唇の皮がむけてしまってボロボロになりますが、こちらは唇のコンディションが悪いときでも荒れずに綺麗に色づきます。
とくに冬場はこれしか使いたくないくらいです。(笑)
発色
良い意味で、口紅じゃないみたいです。
口紅は”上に乗せました!”という感じが否めませんが、こちらは内側から発色しているような色づきです。
だから、重ねても厚ぼったさがあまり出ません。
もちろん重ね塗りすればするほど、色は濃くなっていきます。
つけたては淡く薄く感じることもありますが、しばらくすると発色が強くなるので、塗りすぎ注意です!
私は唇の色があまり良い方ではなく(色が無いというより、色が悪い)、普通の口紅だと色がのりにくいのですが、こちらは綺麗に色づいてくれます。
色によっては、すっぴんにこのリップでもおかしくないぐらい、素肌っぽい自然なツヤ感があります。
私は色で使い分けていて、仕事でもプライベートでも使っています。
ラメやホロがあるタイプは華やかになります。
上から同色のマキシマイザーを重ねると、さらにラメ感が増す感じがして可愛くなりますよ。
落ちにくさ
色が落ちにくく、塗り直しが少なくていいのが有難いです。
たとえば飲み物を飲むとき、口紅は部分的に落ちてしまいますが、これは綺麗に落ちます。
全く落ちないというわけではないのですが、グラスへの付き方も普通の口紅とは違いますし、口元が変に汚くならないので、人と食事をするときにも安心して使用できます。
香り
甘い匂いがします。
人によっては、甘ったるくて苦手・・・という方もいそうです。
強めの香りで、しばらく経っても香ります。
私は最初少し気になりましたが、今は慣れました。(笑)
今では好きな香りになっています。
パッケージ
底の銀色のテープは気持ちよくペリッと剥がれてカラー番号が出てきます。
スリムではないため、ポーチに入れると多少かさばります。
リップは繰り出し式です。
繰り出し式はだめになることも多々ある印象ですが(他メーカー、ディオールの他商品では途中から戻らなくなってしまったことが数回あります)、こちらは今まで一度もだめになったことがありません。
色
まずはディオールアディクト リップグロウの色から見ていきます。
これから載せる写真は、金属部分の写り込みを消すために加工してありますので、ご了承ください。
また、使いかけなのであまり綺麗ではなく、お見苦しい写真で申し訳ありません。



「人が使った写真なんか見たくないよ・・・」という方は、申し訳ありませんが記事をスルーしてください。
では、カラー番号が若い順から紹介していきます。
001 ピンク
定番色で、健康的な色味。
肌色を問わず誰にでも似合いそうなピンクですが、とくにイエベ春の方に似合うピンクだと思います。
ラメも無く、赤すぎないピンクなので、オフィスでもOKな色だと思います。
ナチュラルなメイクが好きな方なら、とりあえずこれ1本持っていたらいいかもしれません。




※写真のロゴが入ったバージョンは限定品だったので、今は売っていないと思います。
003 パール
先ほどの001 ピンクより薄いピンクです。
色付きは控えめで、ナチュラルなピンクに色付きます。
ホロも控えめです。
ゴールドのホロが少し大きめで、たまにちらちら光るくらいです。
色というよりもホロで楽しむタイプの一本です。
こちらの色は主張しないので、別の色やほかの口紅と重ねても可愛いと思います。
色付き、ラメなどが控えめなので、ナチュラル好きな方におすすめします。
淡く可愛らしいので、春に似合う色です。




005 ライラック
少し青みがかった色で、薄い紫のような色。
”可愛い”色です。
少女(笑)に戻ったような気分になれる色です。
もう使い終わるタイミングなので、画像はこんなものしか撮れなくて、本当にごめんなさい・・・。


006 ベリー
見た目は濃い紫色で、なんかドギツイですね・・・。
その見た目通り、濃いめの色づきなので、塗りすぎは注意が必要です。
わかりやすい表現だと、ぶどうジュースのような色味です。(笑)
はっきりした色を出したいときには打ってつけです。
薄づきが好みの方は、唇の中心にポンポンつけるぐらいが丁度いいかもしれません。
こちらもボロボロな画像で申し訳ありません・・・。




007 ラズベリー
明るめのピンクです。
ちょっと若い感じがするピンクというのでしょうか、ショッキングピンクみたいな色です。
あまり変わらないかもしれませんが、私の中ではラズベリーというよりチェリーのような印象の色です。
ブルべの方に似合いそうな色です。
イエベの私には薄くつける方が可愛いかもしれません。
あまり塗りすぎると濃く発色するので、少しずつ使っています。




009 ホロパープル
発売当初、すごく話題になったのを覚えています。
パっと見、薄い紫色なので、どんな風に色づくか想像しづらい色をしています。
唇に乗せると、ちゃんと赤く色づきます。
そしてこちらは何といっても、とても綺麗なホロです。
ホロも紫っぽくて、魅惑的な唇になる気がします。
私は勝手に、小惑星のイメージを持っています。(笑)
限定色だったので、大切に使っています。




010 ホロピンク
ホロパープルのホロとは違って、シルバーのような光り方をするホロが入っています。
唇に乗せると、少し白っぽい感じもします。
青いホロがそう見せるのかもしれません。
ホロは大きめですが、もちろんザラザラ感はありません。
多少ホロが主張するので、休日向けです。




011 ローズゴールド
その名の通り、ゴールドのホロがちらちら光ります。
色はそこまで主張せず、ほんのり色づきます。
私はイエベなので、「このゴールド似合ってるな~」と自分では思っています。(笑)
こちらより先ほどの010 ホロピンクの方が少し明るいピンクです。




017 ウルトラコーラル
アディクトリップグロウのカラーラインナップは青みピンクが多い印象なので、オレンジは珍しいと思います。
オレンジリップが流行った時期にこちらも販売されたので購入してみました。
見た目は”THE・オレンジ”です。
唇に乗せたときも、”オレンジ”です。
しばらく経つと、少し赤くなってきて、朱色っぽいとも感じるオレンジになります。
やっぱりオレンジはヘルシーな印象になりますね。
アイシャドウもチークもオレンジ系でまとめるのがおすすめです。




そして、ここからはディオールアディクト リップグロウマックスの色について見ていきます。
先述の通り、リップグロウマックスはリップグロウよりラメ感が強くなったシリーズです。
ラメ感が強いので、春~夏の暑い時期には可愛く映えると思います。
ラメが主張するので、目元のアイシャドウもラメが大きく光るものが合うと思います。
先ほどのリップグロウと名前が似ていますが、リップグロウとリップグロウマックスとは色が全くの別ものです。
ラメやホロの多さだけ違うのかと思いきや、そもそもの色が全然違うので、ご注意ください。
201 ピンク
つけてしばらく青みピンクに発色します。
夕方落ちかける頃にはようやく青みが消えています。
ブルべの方に似合う色です。
細かいラメがびっしり入っているので、塗ったときに唇がコーティングされたような光を放ちます。




210 ホロピンク
青く発色します。
濃い赤色の方にホロが入っていて、ちらちら光るのが可愛いです。
こちらもとくにブルべの方に似合う色です。




212 ローズウッド
イエベの方にぴったりな色で、赤みが強く出すぎないので、大人っぽく見せたいときにいいと思います。
ラメが強く主張するグロウマックスの201 ピンク、210 ホロピンクと比較すると、こちらはラメが控えめで上品な感じがします。
201、210はパーティー仕様のキラキラ感ですが、こちらは普段使いでもいけそうなぐらいのラメ感です。(さすがに仕事には難しいですが・・・。)




ちなみに、マットタイプ(102 マットラズベリー)は試供品をもらってしばらく試したものの、私は塗り心地が好みではありませんでした。
発色はとてもいいのですが、乾燥する私の唇には引っかかる感じ。
私は自然なツヤ感のグロウタイプの方が好みでした。
色(比較)
似ている(と私が思う)色について、比較してみました。
腕に塗っています。
色が分かりやすいように、3度塗りしています。
※画像が小さくて見にくい場合には、クリックで拡大できるかと思います。
003 パール 010 ホロピンク 011 ローズゴールド
写真左から003 パール、010 ホロピンク、011 ローズゴールドです。
どれも淡いピンク色にホロやラメが入ったものです。
ピンクの濃さでいうと、003<010<011ですね。
塗った直後より3分後の方が、色づきは濃くなっていますが、元々淡い色なので、そんなに濃くはありません。
003と010はホロタイプですが、シルバーラメのような光が目立ちます。
011はゴールドラメです。




201 ピンク 210 ホロピンク
写真左から210 ピンク、201 ホロピンクです。
名前がそっくりなので、ホロだけの違いかと思いきや、色も違います。
2色とも、さきほどの3色よりも濃い色味です。
塗った直後より、3分後の方が色がはっきり分かれています。
どちらも青みピンクですが、210より201の方が、よりピンク(赤色)が強く出ている感じがします。
私の唇では、時間が経つと210は青みが引いて少し赤みが出てきます。
201は最後の方まで青みが残ります。
イエベの方でしたら、210の方が201より青さが控えめなので、使いやすいかもしれません。
ちなみに201はラメ、210はホロ+ラメです。
210はホロが入っていて、ホロの方がラメより大きいので光が分散するのか、キラッと光る感じで、201の方は細かいラメのみなので、ギラっとして見えます。




最後に・・・
口元ひとつで印象ってすごく変わりますよね。
思えば小さい頃、私はお母さんの口紅が羨ましかったです。
はじめて色つきリップを買ったあの頃から、口紅に対してのワクワク、トキメキは私の中で大きくなって、今も変わっていないのかなと思います。
そして他にもディオールの口紅を数本持っているのですが、それらもとてもいいんですよね。(一番お気に入りはやっぱりリップグロウですが。)
リップとチークに関しては、ディオールは様々あるブランドの中でも一流の域だと思っていて、チークも何色も持っているので、またの機会に紹介できたらいいなと思います。



それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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